冷徹社長はかりそめ妻を甘く攻め落とす
「ひまわりの下にこんな下着が隠れているのか……すごいセンスだ」
「え!? ダメでした!?」
通販で買った黒いレースの下着を見られ、とっさに隠した。
かわいい下着ばかりのお気に入りのサイトだったんだけど。サイトの名前はたしか『LOVEきゅんナイト・ランジェリー』。
レースや紐とか、透かしとか、ショッピングモールの店頭にはあまり売っていない先鋭的なデザインがたくさんあるのだ。
「褒めている。俺を興奮させる才能があるとしか思えない」
「そ、それはよかったですけど」
「なんでここが透けているんだ……天才か」
「あっ……」
カップの上半分が透けているところに指を挟まれた。
やがて中に侵入し、直接肌を揉みしだかれる。
「んっ……あ……」
「周囲が正しいと押し付けてくることが必ずしも正解ではない。正解なんて人の数だけある。俺を夢中にさせるなら芽衣は大正解だ」
「待って……」
真面目な話をされながら、スカートのホックを外してずり下ろされた。
わざと下半身も下着姿にされ、鑑賞される。
「……すごいな。さすがに、そこも透けているとは思わなかった」
彼はベルトに手を掛けながら、再び私に重なった。