『どこにもいかないよ。。。約束』
約束
私がまだ幼稚園だったころの冬。
『亜季チャン!雪だよ!』
優は、一番に私に伝えようと一生懸命走ってきてくれたよね。
『優クン!本当?』
『ほら!』
私の手を引っ張って近所の公園に走った。
『。。。わぁキレイ』
辺り一面に広がる雪がキャンディーみたいにキラキラ光ってる。
『あっ』
後ろを振り向くと二人の足跡が続いていた。
『見て!優チャン!』
後ろを振り向くと優はいなかった。
『優チャン?優チャン。。。!』
怖くなってきて私泣いちゃったけ?
『わぁっ!』
いきなり小陰から飛び出してきて安心しすぎて腰が抜けちゃって。
『ゆっ。。。優チャァァン』
『ごめん!ごめん!ホラッ』
そう言ってしゃがんで私をおんぶしてくれたね。
『うんっ。。。』
雪道をゆっくりゆっくり歩いて途中でちっちゃなベンチに座って優チャンは、
『もうどこにもいかないからね』
と笑って言ってくれたよね。
私が心配そうな顔をすると
『約束』
そう言って私の冷たくなったほっぺにキスをしてくれたね。
あの約束。。。優はまだ覚えてる?
『亜季チャン!雪だよ!』
優は、一番に私に伝えようと一生懸命走ってきてくれたよね。
『優クン!本当?』
『ほら!』
私の手を引っ張って近所の公園に走った。
『。。。わぁキレイ』
辺り一面に広がる雪がキャンディーみたいにキラキラ光ってる。
『あっ』
後ろを振り向くと二人の足跡が続いていた。
『見て!優チャン!』
後ろを振り向くと優はいなかった。
『優チャン?優チャン。。。!』
怖くなってきて私泣いちゃったけ?
『わぁっ!』
いきなり小陰から飛び出してきて安心しすぎて腰が抜けちゃって。
『ゆっ。。。優チャァァン』
『ごめん!ごめん!ホラッ』
そう言ってしゃがんで私をおんぶしてくれたね。
『うんっ。。。』
雪道をゆっくりゆっくり歩いて途中でちっちゃなベンチに座って優チャンは、
『もうどこにもいかないからね』
と笑って言ってくれたよね。
私が心配そうな顔をすると
『約束』
そう言って私の冷たくなったほっぺにキスをしてくれたね。
あの約束。。。優はまだ覚えてる?