朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
「まだ食べてないのに〜」
「笑い終わったら戻る」
「もう落ち着いたわよ。
いや、もう一度京を見たらまた吹き出すかもしれないけど」
「あいつも必死なんだよ。そう笑ってやるな」
「……わかったわよ。
でも、どうして保留されてるのかわからないんだよね。
さっきも言ったけど、もう許嫁問題は関係ないし、泉だって京のこと一途に想ってるはずなのよ?」
わかってる。
そんな事は双子の俺が一番わかってる。
「まあ……それは……」
「何? 理由わかるの?
泉、私には何も言わないのよ」
それは俺が……
「……」
「真?」
「……俺だよ。多分、理由は俺だ」
「……? どういうこと?
真、交際に反対してるの?」
「いや……それはない。
そうじゃなくて………」
「笑い終わったら戻る」
「もう落ち着いたわよ。
いや、もう一度京を見たらまた吹き出すかもしれないけど」
「あいつも必死なんだよ。そう笑ってやるな」
「……わかったわよ。
でも、どうして保留されてるのかわからないんだよね。
さっきも言ったけど、もう許嫁問題は関係ないし、泉だって京のこと一途に想ってるはずなのよ?」
わかってる。
そんな事は双子の俺が一番わかってる。
「まあ……それは……」
「何? 理由わかるの?
泉、私には何も言わないのよ」
それは俺が……
「……」
「真?」
「……俺だよ。多分、理由は俺だ」
「……? どういうこと?
真、交際に反対してるの?」
「いや……それはない。
そうじゃなくて………」