朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
いや、それくらいじゃなくならないだろう。

しかし、女2人でよくこの店に来ていることがわかった。

意外だな。女子って、もっとお洒落な店にいくものだと思ってた。

「あ、すみませーん!
塩タンもう3人前追加でお願いします!」

まだまだ食べるらしい。

「真は?  追加ないの?
さっきからキャベツばっか食べてない?」

「このキャベツうまいんだ。
このタレがなんとも……」

マジでうまい。

「やみつきニンニクキャベツ、美味しいよね。それも追加しよう!
でも、お肉も食べなさいよ?」

この言い方は泉にそっくりだ。

「……わかってる」
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