朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
「……最初から、見せかけだったんだ。
俺達のことは気にするな。
今日2人を呼んだのは……とにかく、やっと付き合いだして良かったな。
撫子も俺も、それが言いたかったんだ」
「うん。そう!
京? やっとOKもらえて良かったね。
私の親友、大切にしてよね!」
「当たり前だ!」
「……でも……2人、お似合いなのにな…」
泉はまだ俺と撫子を疑っているようだ。
「ないから!」
「ないな」
思わずハモってしまった。
「ふうん。ま、いいじゃん。
2人がそう言ってるなら。
とりあえず、食べようぜ。
チーズが固まってしまう」
京が待ちきれない様子で、窯焼きピザを差したので、その後は4人でご飯を楽しむことにした。
小さい頃から、泉と京が2人で喋っているところは意識したことがないくらい見てきている。
しかし、付き合いだしたばかりとあって、どこか甘い雰囲気を持つ2人を目の当たりにしていると、時折寂しさを感じることがあった。
知ってか知らずか、そういう時に限って、撫子が話しかけてくるから、少し気が紛れた。
言いたい放題なやつだが、気は利くようだ。
俺達のことは気にするな。
今日2人を呼んだのは……とにかく、やっと付き合いだして良かったな。
撫子も俺も、それが言いたかったんだ」
「うん。そう!
京? やっとOKもらえて良かったね。
私の親友、大切にしてよね!」
「当たり前だ!」
「……でも……2人、お似合いなのにな…」
泉はまだ俺と撫子を疑っているようだ。
「ないから!」
「ないな」
思わずハモってしまった。
「ふうん。ま、いいじゃん。
2人がそう言ってるなら。
とりあえず、食べようぜ。
チーズが固まってしまう」
京が待ちきれない様子で、窯焼きピザを差したので、その後は4人でご飯を楽しむことにした。
小さい頃から、泉と京が2人で喋っているところは意識したことがないくらい見てきている。
しかし、付き合いだしたばかりとあって、どこか甘い雰囲気を持つ2人を目の当たりにしていると、時折寂しさを感じることがあった。
知ってか知らずか、そういう時に限って、撫子が話しかけてくるから、少し気が紛れた。
言いたい放題なやつだが、気は利くようだ。