朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
「年相応よりも、上に見えた方が、ビジネスでは都合が良くてさ。まあ、大学生の時はコンタクトだったんだから、バレてるよね。
……あ、ここだよ」
「え」
達矢さんに連れてこられたのは、なんとparkside Aだった。
「ここ、朝倉コーヒーがやってて、話題のカフェなんだ。ほら、国立競技場を造った建築家が手懸けてて。出張の度に訪れてるんだ。
コーヒーは間違いなく美味しいよ。
もうすぐラストオーダーだから、早く入ろう」
え、え、どうする!?
私の躊躇には全く気づく様子もなく、達矢さんは店内に入っていってしまった。
思いがけない職場訪問だ。
私はまだ1度もparkside Aに来たことがなかった。ここがオープンしてから何度も出張で名古屋を訪れてはいだけど、なんとなく、あえて行かないというか、行ってもいいのだろうか…という思いがあった。
……幼馴染なんだから、堂々と行けば良かったんだけどね。1人で行く勇気がなかったんだ。
ここは達矢さんが偶然parkside Aに連れて来てくれたことに感謝かもしれない。
……あ、ここだよ」
「え」
達矢さんに連れてこられたのは、なんとparkside Aだった。
「ここ、朝倉コーヒーがやってて、話題のカフェなんだ。ほら、国立競技場を造った建築家が手懸けてて。出張の度に訪れてるんだ。
コーヒーは間違いなく美味しいよ。
もうすぐラストオーダーだから、早く入ろう」
え、え、どうする!?
私の躊躇には全く気づく様子もなく、達矢さんは店内に入っていってしまった。
思いがけない職場訪問だ。
私はまだ1度もparkside Aに来たことがなかった。ここがオープンしてから何度も出張で名古屋を訪れてはいだけど、なんとなく、あえて行かないというか、行ってもいいのだろうか…という思いがあった。
……幼馴染なんだから、堂々と行けば良かったんだけどね。1人で行く勇気がなかったんだ。
ここは達矢さんが偶然parkside Aに連れて来てくれたことに感謝かもしれない。