朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
私がレジ横のアップルパイを見つめていたからか
「アップルパイは温めてアイスクリームをのせることもできますよ。大変好評なんです」
と教えてくれた。
「あ、いえ、やっぱりカフェラテをマグカップでお願いします」
すごく美味しそうだけど、さすがにそれはカロリー過多だ。
それに、もしかしたら、真のラテアートが見られるかもしれない。
そう思って、カフェラテを選んだ。
「俺はNo.1のトールで」
「かしこまりました。ではあちらの緑のランプの下でお待ちください。
……真さん! カフェラテマグカップでお願いします」
ドキッ
やっぱり真が淹れるんだ。
なんだか緊張しちゃう。
緑のランプのところへ行くと、真が慣れた手つきでエスプレッソを抽出していた。
チラッとこちらを見る。
「あ……」
「……え? 撫子⁉︎
お前、どうして……」
やっと気づいたようだ。
「お疲れ様。
真、ラテアート出来るんだね」
「……」
あれ? 話しかけちゃダメなのかな?
「ナコちゃん? 知り合いなの?」
「え、あ……うん。
幼馴染なの。親友のお兄ちゃんで」
達矢さんに説明する。
「あれ、じゃあここ、来たことあったんだ」
「ううん。今日が初めて。
たっちゃんが連れてきてくれなかったら、なかなか来れなかったかも……」
「……幼馴染か。
初めまして。笹木達矢と言います」
「……朝倉………朝倉真です」
うわ。人見知り発動中だ!
相変わらず初対面はダメなのね。
「アップルパイは温めてアイスクリームをのせることもできますよ。大変好評なんです」
と教えてくれた。
「あ、いえ、やっぱりカフェラテをマグカップでお願いします」
すごく美味しそうだけど、さすがにそれはカロリー過多だ。
それに、もしかしたら、真のラテアートが見られるかもしれない。
そう思って、カフェラテを選んだ。
「俺はNo.1のトールで」
「かしこまりました。ではあちらの緑のランプの下でお待ちください。
……真さん! カフェラテマグカップでお願いします」
ドキッ
やっぱり真が淹れるんだ。
なんだか緊張しちゃう。
緑のランプのところへ行くと、真が慣れた手つきでエスプレッソを抽出していた。
チラッとこちらを見る。
「あ……」
「……え? 撫子⁉︎
お前、どうして……」
やっと気づいたようだ。
「お疲れ様。
真、ラテアート出来るんだね」
「……」
あれ? 話しかけちゃダメなのかな?
「ナコちゃん? 知り合いなの?」
「え、あ……うん。
幼馴染なの。親友のお兄ちゃんで」
達矢さんに説明する。
「あれ、じゃあここ、来たことあったんだ」
「ううん。今日が初めて。
たっちゃんが連れてきてくれなかったら、なかなか来れなかったかも……」
「……幼馴染か。
初めまして。笹木達矢と言います」
「……朝倉………朝倉真です」
うわ。人見知り発動中だ!
相変わらず初対面はダメなのね。