朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
焼香を終えて、会場を出たところで、撫子の知り合いが声をかけてきた。
「ナコちゃん!」
「達也さん、今来られたんですか?」
「ああ。遅くなってしまった。
義兄さんは?」
「さっきまでいたんですけど、青藍の誕生日だからすぐに帰っちゃったんです」
「あ、そうか。
今日、青藍の4歳の誕生日だったな。
……あれ、こちらは?」
「あ、幼馴染なの。偶然会って……」
「朝倉泉と申します。
弓子さんの弟さんですか?」
「そうです。笹木達矢と申します」
「バンケットクローゼットの専務さんよ」
「バンクロの専務さんでしたか。
長谷川京と申します。
HASEGAWAのブライダル部門の営業担当をしています」
「ナコちゃん!」
「達也さん、今来られたんですか?」
「ああ。遅くなってしまった。
義兄さんは?」
「さっきまでいたんですけど、青藍の誕生日だからすぐに帰っちゃったんです」
「あ、そうか。
今日、青藍の4歳の誕生日だったな。
……あれ、こちらは?」
「あ、幼馴染なの。偶然会って……」
「朝倉泉と申します。
弓子さんの弟さんですか?」
「そうです。笹木達矢と申します」
「バンケットクローゼットの専務さんよ」
「バンクロの専務さんでしたか。
長谷川京と申します。
HASEGAWAのブライダル部門の営業担当をしています」