朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
久しぶりに会う撫子と、遅くまでパジャマパーティーの予定だったし、お互い、初めての社会人としての悩みや愚痴を解放する予定だった。
2人でパスタを作って食べた後、私が先にシャワーを使わせてもらうことになった。
シャワーの後、ドライヤーを探していると、洗面台の一番上の戸棚に、男性向けの整髪料を見つけた。その横にはトラベル用の歯磨きセットも。
ドキッとした。
恋人がいるとは聞いていないのに、男性向けの整髪料。
それも、学生時代から真が使っているものと全く同じもの。
偶然?
いや、偶然と捉える方が不自然だ。
これは間違いなく真のものだろう。
私はそう確信した。
なんだ、2人は付き合ってたの?
私と京をくっつけるために偽装恋人関係をしていたのは2年半前の話だ。
あれから続いてたの?
大学3年生の冬頃から、撫子と疎遠になった訳では無いけど、お互いに学業が忙しく、あまり頻繁には会えなかった。
それに私は、付き合い始めたばかりの京との関係を深めることに、重きを置いていた。
その頃の真の様子を振り返ってみても、やはり何も思い出せない。
でも、確実に2人は関係を続けてきたんだ。
2人でパスタを作って食べた後、私が先にシャワーを使わせてもらうことになった。
シャワーの後、ドライヤーを探していると、洗面台の一番上の戸棚に、男性向けの整髪料を見つけた。その横にはトラベル用の歯磨きセットも。
ドキッとした。
恋人がいるとは聞いていないのに、男性向けの整髪料。
それも、学生時代から真が使っているものと全く同じもの。
偶然?
いや、偶然と捉える方が不自然だ。
これは間違いなく真のものだろう。
私はそう確信した。
なんだ、2人は付き合ってたの?
私と京をくっつけるために偽装恋人関係をしていたのは2年半前の話だ。
あれから続いてたの?
大学3年生の冬頃から、撫子と疎遠になった訳では無いけど、お互いに学業が忙しく、あまり頻繁には会えなかった。
それに私は、付き合い始めたばかりの京との関係を深めることに、重きを置いていた。
その頃の真の様子を振り返ってみても、やはり何も思い出せない。
でも、確実に2人は関係を続けてきたんだ。