朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
「……ポラリスのせいか?」
「……わからない」
「完全に巻き込まれたな……」
「……」
達矢さんにはっきりさせてもらわないと、このままじゃ撫子が疲弊する。
「たっちゃんも、弁護士さんに相談してくれているんだけど、姫のやってる事はギリギリ悪質な嫌がらせの範囲に入らないみたいなの。
SNSの書き込みも、しばらくしたらアカウントごと消えるのよ。湧いては消えるような。
もちろん専門的に調べてもらったら、簡単にたどり着くのだと思う。
でも、なんかね…そこまでじゃないのよ……」
「徹底的な嫌がらせじゃないところが逆に……」
「いたずら、って言葉で片付けられちゃうような、そんな感じかな」
いたずらだとしても、度重なるいたずらになれば、世論は動く。
実際には何かあるのではないかと……
こういう場合、噂を立てられる方が圧倒的に不利だ。
「……わからない」
「完全に巻き込まれたな……」
「……」
達矢さんにはっきりさせてもらわないと、このままじゃ撫子が疲弊する。
「たっちゃんも、弁護士さんに相談してくれているんだけど、姫のやってる事はギリギリ悪質な嫌がらせの範囲に入らないみたいなの。
SNSの書き込みも、しばらくしたらアカウントごと消えるのよ。湧いては消えるような。
もちろん専門的に調べてもらったら、簡単にたどり着くのだと思う。
でも、なんかね…そこまでじゃないのよ……」
「徹底的な嫌がらせじゃないところが逆に……」
「いたずら、って言葉で片付けられちゃうような、そんな感じかな」
いたずらだとしても、度重なるいたずらになれば、世論は動く。
実際には何かあるのではないかと……
こういう場合、噂を立てられる方が圧倒的に不利だ。