朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
東京へ side真
8月10日
今日から1週間の夏休みに入る。
店舗では社員が交替で休暇に入るのだが、俺は花の結婚式に合わせて、佐々木店長より先に休暇に入らせてもらうことになった。
家族と到着時刻を合わせて新幹線に乗る。
席に着くと、そこには既に両親と環、宣がいた。
「あ、お兄ちゃん!
良かった〜。ちゃんと乗ってきた! 」
時間も座席も合わせたのだから当然だろう。
「あれ、泉は? 」
「泉、朝イチから雅ちゃんと先に東京へ向かったの。
雅ちゃんの挨拶回りに同行するんだって。
あの子は真面目だから…。
雅ちゃんも今日は同行しなくていいって言ってくれたらしいんだけどね」
母が呆れたように言う。
まあ、泉の性格なら、仕事を優先するのは仕方ないかと思う。
真面目だからな……。
今日から1週間の夏休みに入る。
店舗では社員が交替で休暇に入るのだが、俺は花の結婚式に合わせて、佐々木店長より先に休暇に入らせてもらうことになった。
家族と到着時刻を合わせて新幹線に乗る。
席に着くと、そこには既に両親と環、宣がいた。
「あ、お兄ちゃん!
良かった〜。ちゃんと乗ってきた! 」
時間も座席も合わせたのだから当然だろう。
「あれ、泉は? 」
「泉、朝イチから雅ちゃんと先に東京へ向かったの。
雅ちゃんの挨拶回りに同行するんだって。
あの子は真面目だから…。
雅ちゃんも今日は同行しなくていいって言ってくれたらしいんだけどね」
母が呆れたように言う。
まあ、泉の性格なら、仕事を優先するのは仕方ないかと思う。
真面目だからな……。