朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
東京へ side泉
8月10日
東京に向かう新幹線の中で、撫子からメッセージが送られてきた。
『HASEGAWAのブース、すっごい話題になってるよ!!
さっき見たら取材がいっぱい入ってた!!』
京……
良かった……
『ありがとう!
最終日、必ず行くから』
「京から? 」
グリーン席の隣に座る常務がニヤニヤしている。
「いえ、親友の撫子です。
彼女も一昨日から幕張入りしてて」
「桐野屋さんね。
今回は本当にお世話になったわ。
もちろん泉ちゃんにもね」
「私は何も……。
頑張ったのは京ですから。
HASEGAWAのブース、話題になっているそうです。取材がいっぱい来ているって、今連絡をくれました」
「そう! 良かったわ〜。
……泉ちゃん、今日はちょっと忙しくなるけど、本当にいいの? 」
「もちろんです。
夜には家族に会えますし、花ちゃんにもちゃんと会いに行きますから。
私に出来る事、間接的にでもいいから、何かしたくて……。
我儘言ってすみません」
東京に向かう新幹線の中で、撫子からメッセージが送られてきた。
『HASEGAWAのブース、すっごい話題になってるよ!!
さっき見たら取材がいっぱい入ってた!!』
京……
良かった……
『ありがとう!
最終日、必ず行くから』
「京から? 」
グリーン席の隣に座る常務がニヤニヤしている。
「いえ、親友の撫子です。
彼女も一昨日から幕張入りしてて」
「桐野屋さんね。
今回は本当にお世話になったわ。
もちろん泉ちゃんにもね」
「私は何も……。
頑張ったのは京ですから。
HASEGAWAのブース、話題になっているそうです。取材がいっぱい来ているって、今連絡をくれました」
「そう! 良かったわ〜。
……泉ちゃん、今日はちょっと忙しくなるけど、本当にいいの? 」
「もちろんです。
夜には家族に会えますし、花ちゃんにもちゃんと会いに行きますから。
私に出来る事、間接的にでもいいから、何かしたくて……。
我儘言ってすみません」