朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
「それに、年齢も同じくらいか皇輝さんの方が上なんじゃないですか?
俺は……双子戦士が始まった時、小6でした。」

「えぇっ! まさかの同級生??
俺は姫依と同じ歳なんです。
いや嬉しいなぁ。共通点があって。
あ、じゃああのユリウス・ケイ役の彼は…」

「あいつも同い年。
……俺達にビジネスは関係ないんだから、普通に話してくれたらいい」

「あ、う、うん。
さっき、撫子さんが言ってた、双子戦士イズミのモデルは泉さんで、本物っていうのは……」

「認めたくないけど、事実のようだ。
双子国民の夢を壊すようで申し訳ないけど、俺達3人がモデル。
俺もさっき知ったとこなんだ。
原作者が伯父だった……」

「カテドラル真子が!?
伯父ってことは、男!?」

夢を壊すよなぁ、その事実は。

「男性があれを考えたのか……天才だな、その人」

「え? 」

「たまたま近くに居た君たちを題材にしたのかもしれないけど、日本だけじゃなく、世界中にファンが出来るくらい、人々の心を掴んだんだよ。
それってすごいことでしょう?」

「……」
< 459 / 517 >

この作品をシェア

pagetop