朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
「撫子さんとだよ。
桐野屋さんは大阪本店のみだろう? 」
そう言えば、姫が余計なことを言ってたな……。
「…月1回くらいかな、会うのは」
「そっか。まあ、仕事してたら、近くにいてもタイミングが合わないこともあるからね。
じゃあ今日は久しぶりに一緒に過ごせるのかな」
「まあ……」
2週間前にも会ったけど。
でも、あの時と今とは違う。
そろそろはっきりさせないとな。
「真くんは、結婚って意識してる? 」
結婚……。
「俺はさ、ずっとポラリスグループの跡取りとして育ってきて、結婚も会社のためっていうか、社会的信用のために、いつかはしないとなって思ってた。
父が亡くなって、叔父が社長になったけど、叔父には姫依しかいないから、やっぱり俺が跡継ぎなんだよ。
……まだ大学を卒業して二年目。
社会人として全く未熟なのに、もう来てるんだ、見合いの話が…」
「見合い? 早くないか? 」
まだ24歳だよな?
同級生なんだから。
桐野屋さんは大阪本店のみだろう? 」
そう言えば、姫が余計なことを言ってたな……。
「…月1回くらいかな、会うのは」
「そっか。まあ、仕事してたら、近くにいてもタイミングが合わないこともあるからね。
じゃあ今日は久しぶりに一緒に過ごせるのかな」
「まあ……」
2週間前にも会ったけど。
でも、あの時と今とは違う。
そろそろはっきりさせないとな。
「真くんは、結婚って意識してる? 」
結婚……。
「俺はさ、ずっとポラリスグループの跡取りとして育ってきて、結婚も会社のためっていうか、社会的信用のために、いつかはしないとなって思ってた。
父が亡くなって、叔父が社長になったけど、叔父には姫依しかいないから、やっぱり俺が跡継ぎなんだよ。
……まだ大学を卒業して二年目。
社会人として全く未熟なのに、もう来てるんだ、見合いの話が…」
「見合い? 早くないか? 」
まだ24歳だよな?
同級生なんだから。