朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
「良かったな。夢が叶うんだな。
カフェもするのか?」

「それはまだ考え中。
まずは和小物と千代紙のお店を開きたいの。五坪程の土地だからね。カフェのスペースが取れるかどうか微妙だもん」

「そうか……
俺も応援する。カフェも併設するなら、少しはアドバイスも出来ると思う」

「うん! ありがとう。
家族もいるし、真もいる。
私、無敵じゃない?」

「ああ。無敵だな。
…………将来的には、子育てしながら店を続けて行くんだから、隣が桐野屋なんて理想的じゃないか」

「え、」
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