朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
なんだ? つまり、兄妹はダメで従兄妹同士の結婚は大丈夫なのか?
え、俺、泉と結婚出来ないのか⁉︎
あり得ない!
青天の霹靂だった。
そこからの記憶は曖昧だ。
それまでのたった3年の人生だったけれど、信じていた事が間違っていたのだ。
ショックを受けた俺は、その日の夜から熱を出した。
「風邪かしら……。
でも咳も鼻も出てないわね。
明日の朝も下がってなかったらお医者さんに診てもらおうね」
風邪らしい症状もないのに発熱している俺に、母は首を傾げていた。
「泉も環(たまき)も、うつるような感じではないけど、今日は真と離れていようね?
泉、環とあっちの部屋でお父さんと寝ようか」
その夜、いつも片割れとして隣で眠っていた泉が他の部屋に寝かされてしまい、俺は寂しくて落ち着かない夜を過ごした。
母が一緒に寝てくれたとしても、俺の隣はいつも泉なのだ。泉じゃないと落ち着かない。
そんな夜が明け、朝になってもも熱が下がらなかったため、かかりつけの藤田子供クリニックで診てもらうことになった。
え、俺、泉と結婚出来ないのか⁉︎
あり得ない!
青天の霹靂だった。
そこからの記憶は曖昧だ。
それまでのたった3年の人生だったけれど、信じていた事が間違っていたのだ。
ショックを受けた俺は、その日の夜から熱を出した。
「風邪かしら……。
でも咳も鼻も出てないわね。
明日の朝も下がってなかったらお医者さんに診てもらおうね」
風邪らしい症状もないのに発熱している俺に、母は首を傾げていた。
「泉も環(たまき)も、うつるような感じではないけど、今日は真と離れていようね?
泉、環とあっちの部屋でお父さんと寝ようか」
その夜、いつも片割れとして隣で眠っていた泉が他の部屋に寝かされてしまい、俺は寂しくて落ち着かない夜を過ごした。
母が一緒に寝てくれたとしても、俺の隣はいつも泉なのだ。泉じゃないと落ち着かない。
そんな夜が明け、朝になってもも熱が下がらなかったため、かかりつけの藤田子供クリニックで診てもらうことになった。