朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
「うん、わかってる。
ちょっと驚いたけど、いい機会を与えていただいたと思ってる。
常務の元で学ばせていただくわ」
「社長秘書は太一君がまだ就いているのか?」
「うん。太一さんよ?
それがどうかした?」
「いや、彼も優秀だからな。同じ秘書同士、教えてもらうことも色々とあるだろう」
さすが、HASEGAWAで修行していたことがあるだけに、今でもお父さんは内部事情に詳しい。
「太一君って、あなたがお世話になった中森さんの息子さんね?
先日女の子が生まれた…」
「ああ、そうだよ。そう言えば、愛に出産祝いを頼んだんだったな」
「太一さん、パパになったんだね!」
「親父さんが、おじいちゃんになったってずいぶんな喜びようだったよ。
この前ゴルフでご一緒させてもらった時、孫の話しかしてなかった」
「あら、初孫なんだもの、当然じゃない?
うちも早く孫が欲しいわ」
いや、お母さん。
まだ私達社会人1年目なんだけど……。
しかも弟妹は学生だ。
ちょっと驚いたけど、いい機会を与えていただいたと思ってる。
常務の元で学ばせていただくわ」
「社長秘書は太一君がまだ就いているのか?」
「うん。太一さんよ?
それがどうかした?」
「いや、彼も優秀だからな。同じ秘書同士、教えてもらうことも色々とあるだろう」
さすが、HASEGAWAで修行していたことがあるだけに、今でもお父さんは内部事情に詳しい。
「太一君って、あなたがお世話になった中森さんの息子さんね?
先日女の子が生まれた…」
「ああ、そうだよ。そう言えば、愛に出産祝いを頼んだんだったな」
「太一さん、パパになったんだね!」
「親父さんが、おじいちゃんになったってずいぶんな喜びようだったよ。
この前ゴルフでご一緒させてもらった時、孫の話しかしてなかった」
「あら、初孫なんだもの、当然じゃない?
うちも早く孫が欲しいわ」
いや、お母さん。
まだ私達社会人1年目なんだけど……。
しかも弟妹は学生だ。