愛するあなたへ〜blue roseを私にください
「日比野さん、ご無礼を承知の上で、今後の御社の製品は当社も引き続き取引をしたい。そして、直接取引したい業者もいるようなので、うちを気にせず取引できるように努めます。この度の非礼を、どうぞお許しください」
父に頭を下げて、私の方に膝を向け
「日比野さんにも、とても不愉快な思いをさせることになり、申し訳ありませんでした」
その後笑顔で、
「とても素晴らしい方と巡り会えて良かったですね。私も心から応援できます」
若いのに次期社長としてふさわしい人、そう言われるのも分かる気がした。
「では、今日はこれで失礼致します。改めて父とお詫びにお邪魔致します。田中さん、帰りますよ」
田中さんは黙って立ち上がり、そそくさと出ていった。
「羽瀬さん、今度は波月商事から御社にコンサルの依頼をしたいと思いますので、その時はお願いします」
「はい、是非お待ちしています」
波月さんは、私達家族と翔さんに頭を下げ、帰って行った。
父に頭を下げて、私の方に膝を向け
「日比野さんにも、とても不愉快な思いをさせることになり、申し訳ありませんでした」
その後笑顔で、
「とても素晴らしい方と巡り会えて良かったですね。私も心から応援できます」
若いのに次期社長としてふさわしい人、そう言われるのも分かる気がした。
「では、今日はこれで失礼致します。改めて父とお詫びにお邪魔致します。田中さん、帰りますよ」
田中さんは黙って立ち上がり、そそくさと出ていった。
「羽瀬さん、今度は波月商事から御社にコンサルの依頼をしたいと思いますので、その時はお願いします」
「はい、是非お待ちしています」
波月さんは、私達家族と翔さんに頭を下げ、帰って行った。