愛するあなたへ〜blue roseを私にください
「そうだな、親父もそれでいいよな?」
「あぁ、私はいいが、お前は圧倒的に不利だぞ。いいんだな?」
「あぁ、いいさ」
えーっ!翔さん!無理だよ、無理!
私は翔さんの横顔を見て訴えるように見つめたけど、翔さんは真剣な目つきで、お父さんを睨み付けていた。
「じゃあ、ちょうど人事コンサルの仕事が入ってきたところだ。そこで数社がプレゼンする予定でね。そこにうちも参加する。翔羽も入れるように話をするよ」
「じゃあ、詳しくは後で教えてくれ。あと公平になるようにしろよ」
「もちろんだ。そうだな、評価者は従業員も全員入れよう。当日に従業員には知らせるようにする。役員だけじゃ、圧倒的に羽瀬が有利だからな」
「あぁ、春花、帰るぞ」
「あっ、はい、失礼します」
私は何が何だかわからず、翔さんの後に続いて歩いた。
車の助手席に乗り、急に不安になってきた。
「翔さん、私、お母さんにもやっぱり嫌われたんでしょうか・・・」
私が落ちこんでいると
「その反対だよ。母さんは春花を気に入った。そして、何故、俺が春花を選んだのかを理解している。あれでも、昔、羽瀬では優秀なアドバイザーだったんだよ」
私は不安で一杯なのに、翔さんは全く不安がっていない。
「それに、ダメでも、俺が春花を離すわけないって、知ってるからね。しばらく、忙しくなるぞ」
「あぁ、私はいいが、お前は圧倒的に不利だぞ。いいんだな?」
「あぁ、いいさ」
えーっ!翔さん!無理だよ、無理!
私は翔さんの横顔を見て訴えるように見つめたけど、翔さんは真剣な目つきで、お父さんを睨み付けていた。
「じゃあ、ちょうど人事コンサルの仕事が入ってきたところだ。そこで数社がプレゼンする予定でね。そこにうちも参加する。翔羽も入れるように話をするよ」
「じゃあ、詳しくは後で教えてくれ。あと公平になるようにしろよ」
「もちろんだ。そうだな、評価者は従業員も全員入れよう。当日に従業員には知らせるようにする。役員だけじゃ、圧倒的に羽瀬が有利だからな」
「あぁ、春花、帰るぞ」
「あっ、はい、失礼します」
私は何が何だかわからず、翔さんの後に続いて歩いた。
車の助手席に乗り、急に不安になってきた。
「翔さん、私、お母さんにもやっぱり嫌われたんでしょうか・・・」
私が落ちこんでいると
「その反対だよ。母さんは春花を気に入った。そして、何故、俺が春花を選んだのかを理解している。あれでも、昔、羽瀬では優秀なアドバイザーだったんだよ」
私は不安で一杯なのに、翔さんは全く不安がっていない。
「それに、ダメでも、俺が春花を離すわけないって、知ってるからね。しばらく、忙しくなるぞ」