いつかキミが消えたとしても
「2人共すごいじゃん。私なんてやっと目玉焼き作れるくらいだよ」


大きな声で笑いながら言ったのは愛だ。


こちらもついこの前青っちのデマを流したとは思えない態度だ。


3人の態度にとまどいながらも舞は会話を続ける。


青っちは時折相槌をうち、会話が途切れると話題を振ってくれる。


そのおかげで舞たち4人はどうにか気まずくならずに済んだのだった。
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