ボトルメール
「先輩おまたせしましたー」
彰より先に佐伯が来たみたいだ。
「あれ?彰先輩と一緒じゃなかったんですか?」
「なんか先行っててって」
「そうなんですねー」
すると佐伯はスマホを取り出し俺に画面を見せてきた。画面にはこんなことが書いてあった。
『ごめん今日行けなくなった。ごめんな。』
彰からのメールだった。
「あー。じゃあ今日はやめとくか」
そもそも彰が見たいと言い出した映画なので本人が居ないのは可哀想だ。
「続き!読んでください!」
俺が寮へ帰ろうとした時、佐伯が俺の腕をおもいっきり掴んだ。そして、再び携帯の画面を見せてきた。だから、俺は佐伯に言われた通り続きを読んだ。
『だから、二人で楽しんできてね〜』
彰はこういうのが今でも数回あった。数回というか数十回。
「そっか…なら、行くか」
「やったー!」
「なんで彰が来てないのにそんなに嬉しそうなんだよ…」
純粋な疑問だった。
「そりゃー、俊先輩と二人きりですし!」
「…………」
「もう!先輩のニブチン!」
彰より先に佐伯が来たみたいだ。
「あれ?彰先輩と一緒じゃなかったんですか?」
「なんか先行っててって」
「そうなんですねー」
すると佐伯はスマホを取り出し俺に画面を見せてきた。画面にはこんなことが書いてあった。
『ごめん今日行けなくなった。ごめんな。』
彰からのメールだった。
「あー。じゃあ今日はやめとくか」
そもそも彰が見たいと言い出した映画なので本人が居ないのは可哀想だ。
「続き!読んでください!」
俺が寮へ帰ろうとした時、佐伯が俺の腕をおもいっきり掴んだ。そして、再び携帯の画面を見せてきた。だから、俺は佐伯に言われた通り続きを読んだ。
『だから、二人で楽しんできてね〜』
彰はこういうのが今でも数回あった。数回というか数十回。
「そっか…なら、行くか」
「やったー!」
「なんで彰が来てないのにそんなに嬉しそうなんだよ…」
純粋な疑問だった。
「そりゃー、俊先輩と二人きりですし!」
「…………」
「もう!先輩のニブチン!」