ボトルメール
すると、彰は頷いてくれた。いつもはクラスの友達と食べてるらしいけど今日はたまたまその友達が委員会だったらしく一人で食べる予定だったらしい。
「意外に広いなー」
俺は屋上に初めて上がるので開放感のあまり軽く叫ぶようなそう言った。それに、思ったよりだいぶ広かった。ちょうど想像の二倍くらい。
「そーだな。それにしても俊と一緒に昼ご飯食べるの小学生以来だな」
彰の言う通り小学生ぶりだ。中学に上がってから同じクラスになったことがなく夜ご飯を一緒に食べることはあっても昼ご飯を食べるのは小学生が最後だった。
端っこにベンチがあったのでそこに腰を下ろした。
彰はコンビニで買ったと思われる弁当を袋から出した。楓がいない今、弁当を作る人がいないのだろう。だって楓はいつも弁当を食べているから。
「俊の弁当、美味そうだな」
俺の弁当は母親が作ってくれるものだ。とてつもなく申し訳なくなった。
「彰の弁当も美味そうだな。少し交換するか?」
別に励ましの言葉とかではない。本当に彰の持ってきた焼肉弁当が美味そうだった。
「意外に広いなー」
俺は屋上に初めて上がるので開放感のあまり軽く叫ぶようなそう言った。それに、思ったよりだいぶ広かった。ちょうど想像の二倍くらい。
「そーだな。それにしても俊と一緒に昼ご飯食べるの小学生以来だな」
彰の言う通り小学生ぶりだ。中学に上がってから同じクラスになったことがなく夜ご飯を一緒に食べることはあっても昼ご飯を食べるのは小学生が最後だった。
端っこにベンチがあったのでそこに腰を下ろした。
彰はコンビニで買ったと思われる弁当を袋から出した。楓がいない今、弁当を作る人がいないのだろう。だって楓はいつも弁当を食べているから。
「俊の弁当、美味そうだな」
俺の弁当は母親が作ってくれるものだ。とてつもなく申し訳なくなった。
「彰の弁当も美味そうだな。少し交換するか?」
別に励ましの言葉とかではない。本当に彰の持ってきた焼肉弁当が美味そうだった。