ボトルメール
「そっか…。話し相手ならいつでもなるから」
「それでちょうど良かったって?」
彰は本当に用事があった訳では無いらしい。
「ちょっと提案があるんだが。昔みたいにこっちに来いよ」
「え?俊の家に?」
「うん。寂しいって言ってたじゃん」
彰は少しだけ悩んだ顔をしていた。
「でも、家事とかあるからな。」
「じゃあ交代交代で泊まるか」
「え?」
「だから1日1日交代で俺の家に泊まったり彰の家に泊まったりを繰り返す」
「それなら悪くは無いけど、茜さんはいいって言ってるのか?」
彰の言う茜さんとは俺の母親の名前だ。
「いいって言ってる。というかこれ、お母さんの案だし」
「……じゃあお言葉に甘えてそうしようかな」
最近、彰は素直だ。俺はそれが嬉しかった。
昔は大抵、姉である楓の命令に従ってたりして自己主張があまりなかった。
「それでちょうど良かったって?」
彰は本当に用事があった訳では無いらしい。
「ちょっと提案があるんだが。昔みたいにこっちに来いよ」
「え?俊の家に?」
「うん。寂しいって言ってたじゃん」
彰は少しだけ悩んだ顔をしていた。
「でも、家事とかあるからな。」
「じゃあ交代交代で泊まるか」
「え?」
「だから1日1日交代で俺の家に泊まったり彰の家に泊まったりを繰り返す」
「それなら悪くは無いけど、茜さんはいいって言ってるのか?」
彰の言う茜さんとは俺の母親の名前だ。
「いいって言ってる。というかこれ、お母さんの案だし」
「……じゃあお言葉に甘えてそうしようかな」
最近、彰は素直だ。俺はそれが嬉しかった。
昔は大抵、姉である楓の命令に従ってたりして自己主張があまりなかった。