相思相愛マリアージュ(後)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
俺はユッキーに頼んで奏多君の唾液を採取して貰った。

「血液ではなく、唾液で鑑定は出来るのか?奏弥」
「まぁね…大丈夫だよね…ユッキー」

「あぁ~」
後日、相良先輩には東亜に来て貰い、ユッキーに先輩の唾液の採取も頼んだ。

「・・・まさか・・・七海さんの相手が奏弥さんの学校の先輩とはね・・・」

「俺だって驚きだよ…」

「でも・・・まだ・・・俺の息子だって決まったワケじゃない・・・よな」

「・・・あぁ」

「・・・鑑定結果はどれぐらいかかるんだ?」

「あ…二週間ぐらいかな…」

「二週間か…分かった…」

「ユッキー…鑑定結果が出るまで由夢には内緒だからな…」

「分かってます…」





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