相思相愛マリアージュ(後)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
俺は遥の病室を訊ねる。

お義父さんとお義母さんが遥のそばに居た。

「奏弥君…ありがとう…無事に赤ちゃん達が生まれたようだな」

「あ、はい…おかげさまで…これで俺と遥もパパとママです。そうだ・・・遥」

俺はベットに横たわる遥にスマートフォンで撮影した赤ちゃん達の姿を見せた。

「・・・本当に私達…パパとママになったのね…」

「なったよ・・・なれたよ・・・いっきに二児のパパとママだよ…」

「そうだ・・・名前…」

「あら、もう名前は決まってるの?」

「あ、はい…」

俺達は誕生する前に双子の名前を既に考えていた。

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