相思相愛マリアージュ(後)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
「院長も奥さんには形無しだな…」
「そうね…」
「ウチはどうなるんだ?」
「え、あ…分からない」
私と俊樹さんがどんな夫婦になるのか全く分からなかった。
交際期間が無い分、結婚して一緒に居れば、彼の知らない面が色々と見えて来るんだろうな。
新鮮さがあると言えばあるけど…
不安も多い。
お婆ちゃんも加わり、七人で宅配で頼んだ祝い膳を前にまずはビールで乾杯。
私とお父さんだけがオレンジジュースになった。
「院長ってお酒飲めないんですね…」
「酒自体が体質に合わないんだ・・・」
「奈良漬で酔う人だから…ねっ。お父さん」
「奈良漬?」
「あ、酒粕で漬けてる漬物よ…」
「酒粕で酔うんですか…可愛い人ですね」
「長谷川先生…娘婿になったからって・・・君だけ特別扱いしないから…」
「それは分かっていますよ。院長」
「そうね…」
「ウチはどうなるんだ?」
「え、あ…分からない」
私と俊樹さんがどんな夫婦になるのか全く分からなかった。
交際期間が無い分、結婚して一緒に居れば、彼の知らない面が色々と見えて来るんだろうな。
新鮮さがあると言えばあるけど…
不安も多い。
お婆ちゃんも加わり、七人で宅配で頼んだ祝い膳を前にまずはビールで乾杯。
私とお父さんだけがオレンジジュースになった。
「院長ってお酒飲めないんですね…」
「酒自体が体質に合わないんだ・・・」
「奈良漬で酔う人だから…ねっ。お父さん」
「奈良漬?」
「あ、酒粕で漬けてる漬物よ…」
「酒粕で酔うんですか…可愛い人ですね」
「長谷川先生…娘婿になったからって・・・君だけ特別扱いしないから…」
「それは分かっていますよ。院長」