相思相愛マリアージュ（後）～君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です～

「貴方はどんな時でも諦めない医者で、大勢の小さな命を救って来た人だ。自分の子供にも最後までベストを尽くした思っています」

長谷川副社長・・・


「遥が白血病を患っていたコトはご存知でしたか？」

「まぁー・・・彼女は自分の病を告げて…一方的に別れを告げました」

「・・・白血病の抗がん剤の治療で、彼女は早期閉経。子を産めないカラダになりました・・・」

でも、俺はそれでも遥がダイスキだった。

一生このまま二人家族でいようと話し合ったのに。
遥は子を望んだ。


そして、体外受精の妊娠率の低さを知りながらも、反対する俺に内緒で体外受精。

妊娠したけど・・・