相思相愛マリアージュ(後)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
私は一人部屋に残されてしまった。
久しぶりの休日。
部屋を隅々まで掃除した。
そして、最後は奏弥さんの書斎。
書斎は自分で掃除するから、入らないでくれと言われていたけど。
多忙な奏弥さんのコトだ。掃除する暇はないだろうと思い、無断で部屋に入って掃除を始めた。
「凄い埃・・・」
窓を開けて、まずは拭き掃除。
埃の溜まった書棚を拭き、散らかったデスクを片付ける。
「えっ?」
デスクを整理していると彼の日記帳が出て来た。
日記帳を開くと日付ごとに自分の診察した患者さんの様子や処方した薬剤、オペや分娩方法が詳しく書き込まれ、彼の心の内も垣間見える内容になっていた。
久しぶりの休日。
部屋を隅々まで掃除した。
そして、最後は奏弥さんの書斎。
書斎は自分で掃除するから、入らないでくれと言われていたけど。
多忙な奏弥さんのコトだ。掃除する暇はないだろうと思い、無断で部屋に入って掃除を始めた。
「凄い埃・・・」
窓を開けて、まずは拭き掃除。
埃の溜まった書棚を拭き、散らかったデスクを片付ける。
「えっ?」
デスクを整理していると彼の日記帳が出て来た。
日記帳を開くと日付ごとに自分の診察した患者さんの様子や処方した薬剤、オペや分娩方法が詳しく書き込まれ、彼の心の内も垣間見える内容になっていた。