親の再婚で兄弟が出来ました。㊤

『今は聖王の幹部は3人しかいないけどあと2人は今度会おう』


沙「うん。わかった。璃亜は会ったことあるの?」


『うん。あたしは1度聖王の倉庫へ行ったことがあるからね』


沙「え!?そうなの?」


『うん』


司「聖王とは学校は同じなんですか?」


『うん。同じだよ』


司「そうですか何高校へ行っているのですか?」


『あれ?言ってなかったっけ?天王高校だよ〜』


司「え、あ。いえ。そうなんですか。」


司「ですがあの高校は男子校ではありませんでしたか?」


『うん?男子校だよ?』


沙「え!璃亜が男子校に行っているの?」


『うん。』


沙「なんでよ!」


『うーん。わかんない、お母さんに無理やり行かされてる』


『行かないと命がないからね』


沙「そーいえば、璃亜のお母さんは怒らせると怖いんだっけ?」


司「怖いってものじゃありませんよ、この世のものとは思えないほど、恐ろしい…」


『あっははは!そーだよ、あはははは笑』


『みんな、人のお母さんをボロくそに言うねぇ笑』


沙「本当に沙恵さんは怖いよっ!」


『ははっ、あたしもいつも怒らせないようにしてるよ』


憐「沙恵さん、怖いのか?」


『うん!めちゃくちゃ!怒らせちゃダメだよ?翔も尚也も!』


翔「そうなんだ」


尚「わかった…怒らせない…」


『ていうか、もー6時じゃん、今日家帰ってきてって言われたんだよね』


憐「あぁ、俺達もだ」


『そうなんだ、じゃーあたし達は帰るね。また来るから』


沙「またね。璃亜」


司「またいつでも来てくださいね」


『ありがとう。みんな、帰ろっか?』


憐「あぁ。」


尚「かえ、る…」


翔「うん」



ガチャ



下「璃亜さん!帰るんすか!」


『うん。今日は早めに帰るね』


下「そうっすか!また来てくださいね!!」


『もちろんだよっ!またね〜』



ガラガラガラガラ



ブフォン!



『みんなぁー!帰るよ!』



バイクのエンジンをかけると声が聞こえにくくなるんだよね



憐「いつでもいーぞ」


翔「帰ろ、帰ろ〜!」


尚「帰る…」
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