親の再婚で兄弟が出来ました。㊤

憐「おい!」


『ビクッ はいぃぃい!!』


憐「璃亜寝すぎ」


『え?今何時?』


憐「11時だ」


『うっそ!』


憐「ほんとだ。因みに55分な」


『…それはほぼ12時と同じじゃん、』


憐「あぁ。親父達はもー出てったぞ」


『え?あ。そっか、はぁ…』


『そーいえば今日学校は?憐行かなくていーの?』


憐「はぁ、今日は土曜日だ。学校は休み」


『あれ。そーだっけ?てっきり火曜日くらいかと…あはははは』


憐「ふっ。朝ごはん…いや、昼ごはんはデリバリーでも頼もうかと思っているんだが何食べたい?」


『う〜ん。あたしは、ピザが食べたいっ』


憐「わかった。頼んでおく。取り敢えず服着替えてリビングに降りてこい。みんな待っている」


『うっそ!ごめんね!すぐ行くから先に行ってて』


憐「あぁ」



タッタッタッ



ガチャ



『お、おはよう』


翔「あ〜!璃亜ちゃん遅いよ!」


尚「璃亜ちゃんお寝坊さん…」


『かわいい…』


『あっ、ごめんね!昨日考え事してたらなんか寝れなくって』


翔「も〜、璃亜ちゃんったら。ちゃんと寝なきゃ」


『うん。わかってる』


憐「多分あと五分くらいで来る」


翔「え?何が?」


憐「デリバリー頼んだろ」


翔「あぁ〜。そーだそーだ。忘れてた」



それから色々話しながら食べ終わって一段落ついた



憐「璃亜」


『んー?なぁにぃ?』


憐「今日聖王の幹部と桜龍の幹部と会ったことないと思うから合会わせないか?」


『あー!いーね!そーしよっ』


憐「そうか。良かった」


『電話かけてみるね〜。ちょっとまっててね』


憐「あぁ」
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