親の再婚で兄弟が出来ました。㊤
〜5分後
恭「何も出てきません」
憐「は?そんな訳ないだろ」
恭「いえ。本当に下の名前と性別だけ…」
憐「…ふーん。そうか、本人に聞くしかないか」
憐「おい。玲於。お前は何者だ」
『何言ってんだよ』
憐「お前は何者だと聞いてる」
『何物でもない凡人だよ』
憐「そんなわけない。お前は何処かの族に入っているのか?」
『入ってないよ』
流石に桜龍に入ってるよ。なーんて言えないでしょ
憐「じゃーなんでお前の情報が入ってこない?可笑しいだろ」
『んなの俺は知らねーよ』
『っていうか俺は暇じゃない、帰る』
憐「はぁ。また来いよ」
『…あぁ。気が向けば、な。』