天才脳外科医の愛が溢れて――もう、拒めない~独占欲に火がついて、とろとろに愛されました~
「先生……無理しなくても……あんっ!」
茉莉花ちゃんが自分を卑下するようなことを言おうとしたので、傷痕をペロリと舐めて黙らせた。
「無理なんかしてない。俺には愛おしいんだよ。それと、もう恋人になったんだから樹って呼んで」
「そんなの……恥ずかしい」
上目遣いに俺を見て彼女は抗議する。
そんな彼女がかわいくて弄らずにはいられない。
「ずっと先生って呼ぶつもり?それなんか変なプレイしてるみたいになるよ。ほら呼んで」
クスッと笑いながら催促する俺を見て、彼女は複雑な顔をしながら言葉を紡いだ。
「……樹」
ただ名前を呼ばれただけなのにすごく嬉しい。
それに、なんというか新鮮。
自分の名前に命を吹き込まれたような気がした。
「いいね。ふたりでいる時は樹って呼んで」
ニコッとして彼女の腕の傷痕にチュッとキスをすると彼女は「んんっ!」と色っぽい表情をする。
「茉莉花ちゃんって感じやすいね」
反応が素直でいい。
フッと微笑して彼女のブラを取り去ると、形のいい胸を両手で掴んでその感触を楽しんだ。
「あ……あん!」
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