天才脳外科医の愛が溢れて――もう、拒めない~独占欲に火がついて、とろとろに愛されました~
俺の腕の中には茉莉花ちゃんがいてぐっすり眠っていた。
まつ毛が長くて人形みたいだな。
その寝顔を見て自然と笑みが溢れる。
こういうのを幸せって言うんだろうな。
心がすごくあったかい。
ベッドサイドの時計に目をやると、午前六時四十二分だった。
ずっと彼女の寝顔を見ていたいが、そうのんびりはしていられない。
「茉莉花ちゃん、そろそろ起きようか?」
彼女の頬に手を当てて声をかけたら、寝ぼけているのか抱きつかれた。
「嫌、もっと寝たい」
意外に寝起きが悪い。
「茉莉花ちゃん、新幹線で寝ていいから、とりあえず起きて。朝食抜きになるよ」
「……抜きでいい」
俺の身体をしっかりとホールドして寝言のように呟く彼女。
正直俺も抜きでいいと思ってしまったが、あともうしばらくしたらきっと小鳥遊が呼びにくる。
「ダメだよ。朝食はちゃん食べないと」
りんごのように赤く色づいたその唇にチュッとキスを落としたら、彼女がうっすら目を開けた。
「ん?……え?……あっ……ぎゃっ」
まつ毛が長くて人形みたいだな。
その寝顔を見て自然と笑みが溢れる。
こういうのを幸せって言うんだろうな。
心がすごくあったかい。
ベッドサイドの時計に目をやると、午前六時四十二分だった。
ずっと彼女の寝顔を見ていたいが、そうのんびりはしていられない。
「茉莉花ちゃん、そろそろ起きようか?」
彼女の頬に手を当てて声をかけたら、寝ぼけているのか抱きつかれた。
「嫌、もっと寝たい」
意外に寝起きが悪い。
「茉莉花ちゃん、新幹線で寝ていいから、とりあえず起きて。朝食抜きになるよ」
「……抜きでいい」
俺の身体をしっかりとホールドして寝言のように呟く彼女。
正直俺も抜きでいいと思ってしまったが、あともうしばらくしたらきっと小鳥遊が呼びにくる。
「ダメだよ。朝食はちゃん食べないと」
りんごのように赤く色づいたその唇にチュッとキスを落としたら、彼女がうっすら目を開けた。
「ん?……え?……あっ……ぎゃっ」