天才脳外科医の愛が溢れて――もう、拒めない～独占欲に火がついて、とろとろに愛されました～

「もっと熱くなるよ」
樹は服を脱いでベッドに上がる。
その均整の取れた体躯。
男性の身体がこんなに綺麗なんて思わなかった。
もっと男の人ってゴツゴツしていると思ったのに彼は違う。
「綺麗」
ほうっと見惚れる私に彼はチュッと口付ける。
「綺麗なのは茉莉花ちゃんだよ」
「そんなこと言うのは樹だけ」
恥ずかしくて思わず両手で胸を隠したら、彼は私の両手を掴んだ。
「ダメだよ。隠しちゃ。この身体は俺のものだよ」
私の胸を口に含んで吸い上げる彼。
「んん！ああっ！」
胸がチクッとして全身を甘い痺れが襲う。
彼は息つく間も与えず、スカートを取り去り、私の太腿を撫で回した。
今身につけているのはショーツだけだが、恥ずかしいと思う余裕もない。
だが、彼が私のショーツを脱がすと、思わず足を閉じた。
「大丈夫。俺に身を委ねて」
樹が私を安心させるように言って、私の足を開いて足の付け根に触れてきた。
「つぅ……。ああ……ん！樹！」