天才脳外科医の愛が溢れて――もう、拒めない~独占欲に火がついて、とろとろに愛されました~
ゴクッと水を飲み込むと、なんだか意識が朦朧としてきてそのまま意識を手放した。

次の朝目覚めると、樹の背中に私が引っ掻いた傷がいくつもあって彼に平謝りした。
「ああ〜、ごめんなさい。痛いですよね?私、無我夢中でご、ごめんなさい!」
「全然痛くないよ。それだけ求められて嬉しいな。茉莉花ちゃんって情熱的だよね」
悪戯っぽく笑って私をからかう樹。
その日は病院に行ってもそのことで彼に弄られた。

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