天才脳外科医の愛が溢れて――もう、拒めない~独占欲に火がついて、とろとろに愛されました~
樹に触れられても怖くない。
むしろもっと触れてほしいって思う。
樹が私を愛してくれているのがよくわかるから。
樹は慈しむように私に触れるけど、田辺さんはただ私を奪いたいだけで、そこに気持ちはない。
嫌だ、嫌だ!
樹じゃないと嫌!
足を動かして彼の股間を蹴り上げようとしたが、防がれた。
「大人しそうに見えて結構じゃじゃ馬なんですね」
妖しく光るその双眸。
クスッと笑う彼が、私の唇を奪おうと顔を近づけてきて、必死に叫んだ。
「樹〜!」
むしろもっと触れてほしいって思う。
樹が私を愛してくれているのがよくわかるから。
樹は慈しむように私に触れるけど、田辺さんはただ私を奪いたいだけで、そこに気持ちはない。
嫌だ、嫌だ!
樹じゃないと嫌!
足を動かして彼の股間を蹴り上げようとしたが、防がれた。
「大人しそうに見えて結構じゃじゃ馬なんですね」
妖しく光るその双眸。
クスッと笑う彼が、私の唇を奪おうと顔を近づけてきて、必死に叫んだ。
「樹〜!」