天才脳外科医の愛が溢れて――もう、拒めない~独占欲に火がついて、とろとろに愛されました~
そのことを小鳥遊に話したら、『お前、茉莉花ちゃんに惚れてるんだよ。受付から戻った直後のお前って、笑顔が顔から溢れそうだからな』と言われた。
今まで本気で女を好きになったことがなかったから最初は親友の言葉が信じられなかった。
小さい頃から女にモテていて、毎日のように告白されて適度に遊んではいたが恋人を作らなかった俺。
女なんて俺の顔や地位にしか興味がないと思って、結婚はせず独身でいようと思っていた。
だが、小鳥遊の指摘が正しかったと悟るのにそう時間はかからなかった。
一日一回受付に行くだけでは足りない。それに毎日行けるとは限らないし、タイミングが悪ければ会えない。
彼女に会えない日は落胆する自分がいた。
それで自覚したのだ。
ああ、自分は茉莉花ちゃんが好きなんだって。
公私混同と言われても構わない。
彼女がそばにいれば、どんな手術だって成功させる自信がある。
そう、彼女が俺を強くするのだ。
そのことを周囲は理解していて、茉莉花ちゃんの異動にも協力的だった。
今まで本気で女を好きになったことがなかったから最初は親友の言葉が信じられなかった。
小さい頃から女にモテていて、毎日のように告白されて適度に遊んではいたが恋人を作らなかった俺。
女なんて俺の顔や地位にしか興味がないと思って、結婚はせず独身でいようと思っていた。
だが、小鳥遊の指摘が正しかったと悟るのにそう時間はかからなかった。
一日一回受付に行くだけでは足りない。それに毎日行けるとは限らないし、タイミングが悪ければ会えない。
彼女に会えない日は落胆する自分がいた。
それで自覚したのだ。
ああ、自分は茉莉花ちゃんが好きなんだって。
公私混同と言われても構わない。
彼女がそばにいれば、どんな手術だって成功させる自信がある。
そう、彼女が俺を強くするのだ。
そのことを周囲は理解していて、茉莉花ちゃんの異動にも協力的だった。