こんな恋ってあり!?
風汰クンが提案した


『別行動』


樹クンと2人で行動するの!?
ムリムリ!!!!!
輝華がいないと私どうすればいいのかわからなくなちゃうよ!!!


「OK! じゃぁ杏チャン いこっか」

すんなりOKすんのかよ!!
そういわれるがままに私は腕をひっぱられて
出発していた









「ねぇ 疲れたからどっか座って話さない?」

樹クンが突然私に話しかけてきた
座って話すぐらいなら…

「うん いいよ」

私たちは近くのベンチに座った






「なぁ 杏チャンって好きな奴っている?」


会話の第一声はこれだった


「輝華 好きだよ
一番の友達だもん」

「そうじゃなくて…
男で…。。」

「男でぇ~?」

私は今まで考えてもいなかった
彼氏が欲しいとは何度も思ったコトはある
でも正直自分の好きな人を考えたことなかった

私の好きな人…
誰なんだろう





『ねぇ 杏。
目を閉じて一番最初にうかんできた
人が好きな人なんだよ!』




突然 輝華の言葉を思い出した


最初にうかんできた人



『慎』



私の好きな人は慎なんだよ





樹クンにそう言おうとしたとき
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