猫を拾った
-Day 4-
またお昼に起きる。
ご飯を食べ終わると、死んだように布団に倒れて眠る。
これが異常であることは一回目で理解した。
でも、彼の生活時間がこうであるならば、私もこうするべきだ。
「おはよう、紫」
「おはよう、優里さん」
「今日は律さんもアキさんもお仕事だから二人だよ」
ゲームの続きをしよう、そう言ってゲーム機をつける。
優里さんがゲームの準備をして、私は飲み物の準備。
麦茶をコップに入れて、ローテーブルのコースターに乗せる。
ゲームが起動すると、怖そうなタイトル画面。
昨日見た画面と同じだ。
「昨日の夜はどうだった?」
「...相変わらず、死んだように寝ました」
「......そっか。」
優里さんは、何かを理解したように頷く。
その動きに対して、なにか感覚的に嫌だと思った。
違う。
私が欲しいのはその行動じゃなくて、その行動に隠れる考えだ。
その詳細を知りたいのに、なんて心の中で愚痴を言う。
しかし、彼女は心を読む魔法なんて生憎持ち合わせていない。
だから、結局伝えずじまいなのだ。
ご飯を食べ終わると、死んだように布団に倒れて眠る。
これが異常であることは一回目で理解した。
でも、彼の生活時間がこうであるならば、私もこうするべきだ。
「おはよう、紫」
「おはよう、優里さん」
「今日は律さんもアキさんもお仕事だから二人だよ」
ゲームの続きをしよう、そう言ってゲーム機をつける。
優里さんがゲームの準備をして、私は飲み物の準備。
麦茶をコップに入れて、ローテーブルのコースターに乗せる。
ゲームが起動すると、怖そうなタイトル画面。
昨日見た画面と同じだ。
「昨日の夜はどうだった?」
「...相変わらず、死んだように寝ました」
「......そっか。」
優里さんは、何かを理解したように頷く。
その動きに対して、なにか感覚的に嫌だと思った。
違う。
私が欲しいのはその行動じゃなくて、その行動に隠れる考えだ。
その詳細を知りたいのに、なんて心の中で愚痴を言う。
しかし、彼女は心を読む魔法なんて生憎持ち合わせていない。
だから、結局伝えずじまいなのだ。