強情♀と仮面♂の曖昧な関係
秘密の関係~紅羽を取り巻く人たち~
同期の飲み会
「カンパーイ」
盛り上がる店内。
ここは最近評判のレストラン。
なかなか予約が取れないって噂なのに、誰かがコネを使ったのね。
「おーい、ビールおかわり」
「こっちはハイボール」
「すいませーん、注文お願いしまーす」
色んな所から声が上がる
「はーい、お待ちください」
店員さんも忙しそう。
そんな中、相変わらず大騒ぎしている若者達は一気飲みや訳のわからないゲームまで。
パッと見は、大学生にしか見えないけれど・・・
「これでも医者なのよねー」
すぐ隣から呆れた声が聞こえてきた。
「あんたもね」
ガブガブと酒を飲んでいる美女に突っ込みを入れた。
「紅羽(くれは)、顔真っ赤よ」
自分は全く顔に出さない美女夏美が、笑ってる。
「あんたとは違うの。一体どれだ強いの」
私だって弱い方ではないんだけどね、夏美が強すぎるのよ。
勤務後、夕方7時から始まった飲み会。
すでに2時間以上がたち、みんなそれなりに酔っ払ってきている。
当然、私も夏美もかなり飲んでいる。
「こらー、元樹と真一郎には絶対に飲ませるなよ」
遠くの方から、幹事の良太が止める声。
そういえば2人とも今夜は待機だったはず。
そりゃあ、飲ませたらまずいわ。
盛り上がる店内。
ここは最近評判のレストラン。
なかなか予約が取れないって噂なのに、誰かがコネを使ったのね。
「おーい、ビールおかわり」
「こっちはハイボール」
「すいませーん、注文お願いしまーす」
色んな所から声が上がる
「はーい、お待ちください」
店員さんも忙しそう。
そんな中、相変わらず大騒ぎしている若者達は一気飲みや訳のわからないゲームまで。
パッと見は、大学生にしか見えないけれど・・・
「これでも医者なのよねー」
すぐ隣から呆れた声が聞こえてきた。
「あんたもね」
ガブガブと酒を飲んでいる美女に突っ込みを入れた。
「紅羽(くれは)、顔真っ赤よ」
自分は全く顔に出さない美女夏美が、笑ってる。
「あんたとは違うの。一体どれだ強いの」
私だって弱い方ではないんだけどね、夏美が強すぎるのよ。
勤務後、夕方7時から始まった飲み会。
すでに2時間以上がたち、みんなそれなりに酔っ払ってきている。
当然、私も夏美もかなり飲んでいる。
「こらー、元樹と真一郎には絶対に飲ませるなよ」
遠くの方から、幹事の良太が止める声。
そういえば2人とも今夜は待機だったはず。
そりゃあ、飲ませたらまずいわ。
< 1 / 106 >