強情♀と仮面♂の曖昧な関係
共に暮らす男、福井翼
「ただいま」
家に帰り、自分の部屋のリビングで、ソファーに倒れ込む。
「おーい、酔い覚まし飲めよ」
玄関から翼の声がする。
「はーい」
冷蔵庫から翼のお母さんが送ってくれた漢方を取り出して、
うわー、これ苦手なのよね。
でも、明日の勤務のことを考えれば、
ゴックン。
苦っ。
ありがたいと思っていただきます。
「なあ紅羽、お前明日日勤だろー」
またまた階段下から大きな声。
ッたく、うるさい。
でも、勝手に入ってこないのが翼。
あくまでもシェアハウスなんだから。
必要以上に干渉したり、勝手に入ってくる事はしない。
「そうよ。だから寝るの。うるさいわねっ」
「母さんがパン買ってきてるから、食えよ」
へ?
言われてドアを開け、2階に上がったところにある踊り場スペース。
本当だ、紙袋にパンがぎっしり入っている。
いつもありがとうございます。
お母さんは誰が食べているか知らないんだろうけれど・・・
申し訳ないようで、とってもありがたい。
「ありがとう、いただきます。お母さんにお礼言ってね」
「ああ」
おやすみ。
家に帰り、自分の部屋のリビングで、ソファーに倒れ込む。
「おーい、酔い覚まし飲めよ」
玄関から翼の声がする。
「はーい」
冷蔵庫から翼のお母さんが送ってくれた漢方を取り出して、
うわー、これ苦手なのよね。
でも、明日の勤務のことを考えれば、
ゴックン。
苦っ。
ありがたいと思っていただきます。
「なあ紅羽、お前明日日勤だろー」
またまた階段下から大きな声。
ッたく、うるさい。
でも、勝手に入ってこないのが翼。
あくまでもシェアハウスなんだから。
必要以上に干渉したり、勝手に入ってくる事はしない。
「そうよ。だから寝るの。うるさいわねっ」
「母さんがパン買ってきてるから、食えよ」
へ?
言われてドアを開け、2階に上がったところにある踊り場スペース。
本当だ、紙袋にパンがぎっしり入っている。
いつもありがとうございます。
お母さんは誰が食べているか知らないんだろうけれど・・・
申し訳ないようで、とってもありがたい。
「ありがとう、いただきます。お母さんにお礼言ってね」
「ああ」
おやすみ。