強情♀と仮面♂の曖昧な関係
結局、他に頼る当てのない私は翼に診断書を書いてもらった。
「翼、ごめんね」
「いいよ。気にするな」
『ストレスから来る体調不良。1週間の自宅療養が必要』
そうじゃないと分っているはずなのに、黙って書いてくれた。
それから3日ほどはベットで過ごし、少しずつ動けるようになった。
吐き気も食欲不振も変わらないけれど、原因がわかっただけで心の負担は軽くなったし、赤ちゃんのためだと思えば少しずつでも食べられるようになった。
「旦那には?」
私のリクエストした梅ジュースを箱買いしてきた翼が心配そうに見ている。
「明日、行ってくる」
「大丈夫なのか?」
「うん。ゆっくり行くから」
少しは外の空気も吸いたいし、やっぱり直接伝えたいから。
「翼、ごめんね」
「いいよ。気にするな」
『ストレスから来る体調不良。1週間の自宅療養が必要』
そうじゃないと分っているはずなのに、黙って書いてくれた。
それから3日ほどはベットで過ごし、少しずつ動けるようになった。
吐き気も食欲不振も変わらないけれど、原因がわかっただけで心の負担は軽くなったし、赤ちゃんのためだと思えば少しずつでも食べられるようになった。
「旦那には?」
私のリクエストした梅ジュースを箱買いしてきた翼が心配そうに見ている。
「明日、行ってくる」
「大丈夫なのか?」
「うん。ゆっくり行くから」
少しは外の空気も吸いたいし、やっぱり直接伝えたいから。