笑顔で君に向けて

「.........朝沙日。最近怪しい」

次の日、学校で美依に言われた。
「へっ!そんなことないよ?」

何が怪しいのかな?
「うーん。塔野くんと上手くいってる?」

あ、そういう。別に付き合ってないから...
で、でも、

「上手くいってる...と思う」

ホントに、最近は恒星先輩のアドバイスもあり、上手くいってると、自分でも思っている。
「!そっかぁ!よかったねー」

本当に喜んでくれている美依。
「でもさぁ?塔野くんとデートに行ったり、ご飯食べたり、私の知らない所で上手くいきすぎじゃない?」

「うん、だからそれは、アドバイスをもらってるからで、、、」

とても役に立つアドバイスを恒星先輩がくれるから
「アドバイス!?誰から?誰から?」

興味津々で美依が聞いてくる。
「えっとー。ひとつ上の先輩で...」

すると、美依はいきなり叫んだ。
「キャー!浮気?浮気?」
< 26 / 46 >

この作品をシェア

pagetop