笑顔で君に向けて

ピアス...
「いいね!でも、夜弥は星形じゃなくて、四角が似合うと思う。」


プレゼントが決まり、このあとどうするのか考える。意外に早く終わってしまった。

「んじゃあ、そろそろ」
帰るのかぁ。そうだよねー

「ランチにするか!」
え、まだ一緒にいていいの?行きたい!



「うん!行く!」
「っ!それは反則だろ」

ボソッと言った声は、私に届かなかった。



それから、ランチをして、私の服を選んでくれて、普通のデートをした。
デートって思っているのは私だけだと思うけど。


6時になると、家まで送ってくれて、無事帰った。

『今日はありがとうございました。楽しかったです!おやすみなさい』

と連絡した。それから眠りについた。


今日、分かったことがある。私は、夜弥の時より、恒星先輩のことが好きになった。これは運命の恋って言える。


恒星先輩、ごめんね。私は、美依との恋を応援出来ないよ
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