あお
「うわっ、本当だ。星が降ってくるみたい。依子ちゃんにも見せたかったなぁ」
「来ればよかったな。でも3人乗りはヤバいな」
「依子ちゃん今日から田舎に帰ってるんだ」
「そうなんだ、じゃあ来れないな。…舞子は帰らなかったんだ」
「私は帰れないよ。今日親戚が集まってたんだって。そんな場に私なんかいたら親に恥かかせるだけだよ」
「またそんなこと言う。胸張ってりゃいいんだよ!」
「…そうだね。あー、本当にきれいだね。私夢だったんだ、好きな人と星空を眺めてのんびりと過ごすの…」
「へぇ。…今ここの相手は俺でよかったのか?」
「さぁ…」
「なんだよ、ガッカリさせんなよ」
「じゃあよかったよ、健藏さんで」
「じゃあ…か。チェッ」
健藏さんはちょこっと膨れっ面になって空を見上げていた。
…私はそんな健藏さんをみつめていた。
…面白くて。
このまま時が止まってしまえばいいのに……
「さ、帰ろうっ」
「え、もうちょっと見ようぜ」
「見たいけど…、キリがないじゃん。健藏さん明日もお仕事でしょ?睡眠不足はこたえるよ!私も探さなきゃならないし」
「来ればよかったな。でも3人乗りはヤバいな」
「依子ちゃん今日から田舎に帰ってるんだ」
「そうなんだ、じゃあ来れないな。…舞子は帰らなかったんだ」
「私は帰れないよ。今日親戚が集まってたんだって。そんな場に私なんかいたら親に恥かかせるだけだよ」
「またそんなこと言う。胸張ってりゃいいんだよ!」
「…そうだね。あー、本当にきれいだね。私夢だったんだ、好きな人と星空を眺めてのんびりと過ごすの…」
「へぇ。…今ここの相手は俺でよかったのか?」
「さぁ…」
「なんだよ、ガッカリさせんなよ」
「じゃあよかったよ、健藏さんで」
「じゃあ…か。チェッ」
健藏さんはちょこっと膨れっ面になって空を見上げていた。
…私はそんな健藏さんをみつめていた。
…面白くて。
このまま時が止まってしまえばいいのに……
「さ、帰ろうっ」
「え、もうちょっと見ようぜ」
「見たいけど…、キリがないじゃん。健藏さん明日もお仕事でしょ?睡眠不足はこたえるよ!私も探さなきゃならないし」