真っ黒な愛を受け止めて
家に帰ったら、Londoの歌ってみたなどを聴いてライブ後の余韻を楽しもう。そう鈴香は思いながら歩いていたのだが、突然何者かに腕を強く引っ張られ、薄暗い裏路地に連れ込まれる。
「ッ!」
壁に強く体を押し付けられた。腕は何者かが掴んでいるため、逃げられない。
「鈴香さん、やっとライブで会えたね」
先ほどまで聞いていた声に驚き、鈴香が顔を上げると、目の前にいたのはラリマーだった。優しく微笑み、鈴香をジッと見つめている。ステージにいた推しが、握手会などでもないのに自分に触れている。鈴香は一気に顔を赤くし、先ほどより鼓動が早くなっていくのを感じた。
「えっ!?ど、どうしてここにラリマーさんが?」
「鈴香ちゃん、僕もいるよ?」
肩を触れられて鈴香が横を見れば、可愛らしいお人形のような顔のラズがいる。Londoの二人がいることに、鈴香は周りにリスナーがいないか不安になった。もし誰かに見られて、ネットに情報を載せられたら、大炎上間違いなしである。
「ッ!」
壁に強く体を押し付けられた。腕は何者かが掴んでいるため、逃げられない。
「鈴香さん、やっとライブで会えたね」
先ほどまで聞いていた声に驚き、鈴香が顔を上げると、目の前にいたのはラリマーだった。優しく微笑み、鈴香をジッと見つめている。ステージにいた推しが、握手会などでもないのに自分に触れている。鈴香は一気に顔を赤くし、先ほどより鼓動が早くなっていくのを感じた。
「えっ!?ど、どうしてここにラリマーさんが?」
「鈴香ちゃん、僕もいるよ?」
肩を触れられて鈴香が横を見れば、可愛らしいお人形のような顔のラズがいる。Londoの二人がいることに、鈴香は周りにリスナーがいないか不安になった。もし誰かに見られて、ネットに情報を載せられたら、大炎上間違いなしである。