情熱的なあなたに抱かれ私は甘い夢を見る~新人看護師は無敵な外科医にしつけられてます~
『そうなのかな…本当に答えなんて出せるのかな…』


『七海先生と歩夢君は藍花が好き。これは決定!あとは白川先生の本心を知って…そしたら誰が1番なのかわかるかも知れないでしょ』


『う、うん。とりあえず、月那のアドバイス通りに頑張ってみるよ』


『そうだよ、頑張れ!応援してるから』


私はマッサージを終えて、部屋を出た。


待合室には店長であり、月那の恋人の笹本さんがいた。


『藍花ちゃん、お疲れ様』


『今日はありがとうございました。マッサージ気持ち良かったです。本当に代金はいいんですか?』


『もちろんだよ。今日は俺達の招待だから。あのさ、ちょっと報告があってね』


笹本さん、妙に改まって…もしかして緊張してる?


ソワソワしてて、やっぱりあの報告?!


えっ、どうしよう、まだ心の準備が…


『藍花ちゃん!!』


『は、はい!』


笹本さんの勢いにつられて、思わず元気よく返事してしまった。
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