情熱的なあなたに抱かれ私は甘い夢を見る~新人看護師は無敵な外科医にしつけられてます~
そして、月日は流れ…


私は体の異変に気づいた。


すぐに病院に行く。


予想は的中してて…


私は、蒼真さんとの子どもを授かった。


いつかはもしかして…って思ってた。


勢いでそのまま抱かれた時もあったし。


でも、お互い何も言わなくて。


だから、当たり前と言えば当たり前だった。


私はすごく嬉しかったけど…


蒼真さんはどう言うんだろう?


もしかして私…


フラレる?


そう思ったらドキッとした。


ううん、そんなことないよ。


私のこと大事にしてくれてるんだから大丈夫だよ。


いつ話そう…


頭の中でいろんな思いが巡る。


不安も…やっぱりあった。


私は蒼真さんの部屋に招かれた日、ちゃんと打ち明けようと思った。


いつものように食事をしてその後、話を切り出した。


『蒼真さん』


『ん?』


私の顔をじっと見た。


『あのね…』


不安げな表情だったのか、蒼真さんは心配そうに私を見た。


『大丈夫?落ち着いて。ゆっくりでいい。何かあったのか?』
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