タツナミソウ
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亮太と付き合いはじめて、1ヶ月記念日の今日。本当は幸せいっぱいで楽しい日のはずなのに、全然想像してたのと違う。
まず、入試の合格発表とか卒業式とか入学式とか宿泊研修とか、今日なんて実力テストだし!!色々忙しくてぜんっぜん、恋人っぽいことしてないんですけど!
高校生にもなったのに2人でご飯にすら行ったことないし、これって付き合ってるって言うのかな。メールだってそっけないし、今日の朝の登校中もずっと携帯いじってたし。大丈夫かな私達。
そんな愚痴をめぐみにこぼした昼休み。
「ん〜。じゃあさ、幸子は亮太と別れたいの?」
別れるという言葉を聞いた瞬間、体の熱が全て奪われていく様な気がした。さっきまであんなにあいつなんなの。最低とか言ってたけど、いざその言葉を聞くと周りが真っ青になった。
「ほら?これで自分の気持ちわかったでしょ?」
めぐみが得意げな顔をしてこっちを見てくる。本当にいつもめぐみには迷惑をかけっぱなしでその度に助けてくれる。こんなに素敵な人と友達になれて私は幸せだ。椅子をガタンと鳴らし立ち上がって、握り拳を天井に向けて伸ばした。今日、亮太にこのモヤモヤしてる気持ちを伝える!とめぐみに宣言した。
パチパチ拍手しているめぐみが真面目な顔をして
「で、それはいいけど、この後の数学大丈夫?」
教科書を指しながら言った。そうだ。実力テストの真っ最中でまだ数学が残っていた。さっきとは違う青色になって、急いでお弁当を食べ終わり、めぐみと一緒に勉強を始めた。
亮太と付き合いはじめて、1ヶ月記念日の今日。本当は幸せいっぱいで楽しい日のはずなのに、全然想像してたのと違う。
まず、入試の合格発表とか卒業式とか入学式とか宿泊研修とか、今日なんて実力テストだし!!色々忙しくてぜんっぜん、恋人っぽいことしてないんですけど!
高校生にもなったのに2人でご飯にすら行ったことないし、これって付き合ってるって言うのかな。メールだってそっけないし、今日の朝の登校中もずっと携帯いじってたし。大丈夫かな私達。
そんな愚痴をめぐみにこぼした昼休み。
「ん〜。じゃあさ、幸子は亮太と別れたいの?」
別れるという言葉を聞いた瞬間、体の熱が全て奪われていく様な気がした。さっきまであんなにあいつなんなの。最低とか言ってたけど、いざその言葉を聞くと周りが真っ青になった。
「ほら?これで自分の気持ちわかったでしょ?」
めぐみが得意げな顔をしてこっちを見てくる。本当にいつもめぐみには迷惑をかけっぱなしでその度に助けてくれる。こんなに素敵な人と友達になれて私は幸せだ。椅子をガタンと鳴らし立ち上がって、握り拳を天井に向けて伸ばした。今日、亮太にこのモヤモヤしてる気持ちを伝える!とめぐみに宣言した。
パチパチ拍手しているめぐみが真面目な顔をして
「で、それはいいけど、この後の数学大丈夫?」
教科書を指しながら言った。そうだ。実力テストの真っ最中でまだ数学が残っていた。さっきとは違う青色になって、急いでお弁当を食べ終わり、めぐみと一緒に勉強を始めた。