一人より、二人?

 この先も諦めた人生を歩まなければ行けないの?


 周りの人の幸せを見ながら、寂しい人生。


 底の中の私が一人幸せを願っている、でももう一人、冷めた目をした私がジット見つめている。


 言葉言わず見つめている。


 まるで、流れ込んでくるおもいがマグマのように熱く吹き出し、少しずつ冷えてカチカチに固まっていく。



 それの繰り返し、いつか私の心も固まって愛なんて言葉を忘れて、また同じ毎日。


 変わらない日常。



 たまたま、先生に会えただけ、会えてちょっとはしゃいだ心はもうすぐ冷えて固まるだろう。

 何故、こんなに私の心は固くなったのだろう。


 多分、あの日から呪いの言葉のように離れない、『重い女』記憶から消したいと思えば思う程、絡み付いてくる。
 

 空を見上げたら沢山の雲……


 幸せは私にとって雲の上のような物。


 けっして手を伸ばしても触れない。



 掴めない。




 

 でも、どんなに言い訳しても愛されてみたい。



 キズつくことは、もう嫌!




 でも、でも、でも……


 幸せになれる人とはどんな人達?

 
 
 どんなに考えても答えは出ない…


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